会報誌「若竹」 (年2回:1月1日/7月1日発行)
会報誌「若竹」は、愛媛県神道青年会再発足2年後の
昭和49年4月1日、「愛媛県神道青年会々報」として産声
をあげました。
以降、会員相互の意見交換の場として、また青年会活動
の実態を正確に伝達する機関紙として、青年神職の意識
の向上と神社界の発展に貢献してきました。
昭和54年には会報第10号の節目に会報名を「若竹」に
変更しました。
第52号からは全ページカラー化し、その後ページ数も増加するなど、青年会活動の充実とともに紙面も充実し、
リニューアルを重ねながら当会の情報を発信し続けています。
出版物紹介
愛媛の神葬祭 愛媛県神道青年会 再発足30周年記念事業
これは愛媛県神道青年会再発足30周年記念事業として刊行されたものです。
愛媛県神道青年会は、戦後一度は消えたものの、昭和47年に再発足し、
平成14年で30周年を迎えました。
本書は、神葬祭の過去・現在・将来をテーマに、県内全域の統計調査の報告。
並びにこの一冊で県内神職が実践で使えるようにと作法や式次第などをまとめております。
また、氏子向けのしおりや霊前講話などにも活用できるよう編集致しました。
愛媛の神々 愛媛県神道青年会 再発足40周年記念事業
「古きをたずねて新しきを知る」
この冊子は平成24年に再発足40周年記念の一環として企画され
愛媛県神社庁各支部所属の神職により年1回以上、祭礼を奉仕する人格なき神社や祠、塚を対象に本務宮司様にアンケート調査をし、その結果を取材・編集したものです。
諸事情で掲載されていない物も多数ありますが
結果、県下全20市町で630余社を収録できました。
神社や祠、塚は地域の歴史そのものであり「地域の宝」です。
1社でも多く子々孫々と継承されることを願います。
伊豫路の昭和天皇様
昭和61年1月10日、東京に於いて昭和天皇陛下御即位60年を寿ぐ奉祝式典と3万5千名の大パレードが当時中曽根首相も参加して盛大に執り行われました。戦後45年の長きにわたり「国やすかれ、民やすかれ」と常に祈る陛下の大御心にお応えしようと、各県に於いても式典並にパレードが催されました。
またそれに並行して愛媛県神道青年会は、昭和62年に「日本を守る愛媛県民会議」の指導の下、「モラロジー」「祖国と青年の会」の2団体と共に「御巡幸誌編集委員会」を結成し、平成元年に「昭和天皇愛媛県御巡幸誌・伊豫路の昭和天皇様」を発刊致しました。
愛媛の太鼓~映像記録保存~、同調査冊子
平成の御代三十年の目出度き佳節に、愛媛県神道青年会再発足四十五周年記念事業の一環として、愛媛県内に於いて祭典中に神職が用いる太鼓を映像として調査記録しまとめたものです。
作成にあたり、県内全ての支部長から支部内の太鼓について調査を行い、[石鎚・今治・東温・松山・宇和島]の五つの地区のものを収録し、楽譜をデータ化した冊子と一緒に発行しました。
その後、調査記録についての冊子も発行すべく、全支部に当会役員を割振り、支部内の太鼓の現状・歴史・経緯・分布範囲等について再度調査し作成しました。
尚、この事業は神社本庁にも意義が認められ、学芸奨励金が下附され、報告書として冊子と同じものを提出しました。