お知らせ

 木枯らしのごとく落ち葉を散らす風の冷たさが身に染みる頃になりました。去る令和二年十一月二十五日午後五時より、愛媛縣護國神社東参列殿にて三島森田両烈士慰霊祭を斎行いたしました。

  本年は両烈士の自決から50年の節目であり、なおも止まぬ改憲への志を新たにし、以て両烈士の御霊を慰めるべく当会会長柳原永祥以下会員の奉仕による祭儀となりました。臨席を賜りました皆様と心を一つにして祈りを捧げました

 本来ならば盛大に臨みたいところでしたが、昨今の新型コロナウィルス感染症対策を鑑み、例年とはいくらかの変更を伴う祭典を斎行しました。奉仕参列問わず消毒とマスク着用は必須となり、飛沫要因になり得る儀はやむを得ず省略し、例年の講演もご遠慮を頂きました。それでもなお両烈士を、本邦を憂う人はおのずから老若男女問わず参列され、その志が種となり広がり続けている事を確信しました。

 末尾となりますが、ご参列頂きました皆様に感謝を申し上げ、また新型コロナウィルス感染症鎮静化を祈念致しましてご報告とさせていただきます。

(愛媛県神道青年会 理事 鍛谷 僚)