活 動

新型コロナウイルス感染の報告が日本国内だけではなく世界各国で相次いでおり、仕事、学校、様々な行事、私たちの日常生活に大きな影響が出ています。先日には緊急事態宣言の延長も発表され、感染への不安を感じさせられる日々が続いております。

人々の心に大きな不安が続く今、我々神職がすべき事とは何か。

それは、只管(ひたすら)に大神様へ祈る事。

去る5月6日、神道青年全国協議会の呼び掛けにより、若手神職が心ひとつに、全国各地の神社で会員による「新型コロナウイルス感染症流行早期終息祈願祭」の一斉奉仕が斎行されました。

松山市三津 嚴島神社 愛媛県神道青年会 柳原会長による祈願祭

愛媛県神道青年会でも会員により東予、中予、南予それぞれの奉仕神社、そして霊峰石鎚山の山頂・石鎚神社頂上社から、1日でも早く皆様の平穏な日々が取り戻されることを、心からお祈りいたしました。

暗いニュースの続く中、5月7日には新型コロナウイルスの治療薬として、新たな「抗ウイルス薬」が承認され、終息に向かう大きな一歩となりました。私たちの祈りは“小さな一歩”にも満たないかもしれませんが、少しずつ前へ。自分や家族・身近な人たちの日常生活や笑顔を1日でも早く取り戻す為に、一人ひとりが出来る予防を実施し、終息に向けて歩んで行きましょう。

(愛媛県神道青年会 理事 進藤 雄作)