令和元年12月4日~5日、大嘗宮見学研修旅行に参加しました。
1日目
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幸いにも好天に恵まれ、羽田空港に到着するなり、雲もなくスッキリ晴れ渡った青空と白い帽子を被った富士山の姿が眺められました。 まず、皇居東御苑では乾通りを通って、大嘗宮を参観しました。 大嘗宮は、一般公開後には取り壊されてしまうので、極限られた期間しか見ることはできません。 数日前の寒さが嘘のような小春日和で紅葉や冬桜も見事と、好条件が重なってか、乾通りの途中にはこの先110分待ちと書かれた看板が出ているほど、大勢の人でひしめき合っておりました。 今上陛下の在位中には一度だけしか行なわれないとても大切なお祭りの舞台を一目見ようとする人々であふれかえり、大変な混雑ぶりでした。
人混みに揉まれ、長時間待つことになりましたが、外観だけでも見学の機会を得られて良かったです。 その場で、11月14日夕方から15日にかけて斎行された大嘗宮の儀に想いを馳せました。 とても貴重な体験をさせていただき有り難い想いです。
次に、東京・上野に鎮座する「下谷神社」に参拝しました。 大嘗宮一般参観の列が思っていた以上に長く、下谷神社に着くのも予定より大幅に遅くなり、皆様をお待たせしてしまいましたが、阿部明徳宮司には快くご対応いただき有り難く存じます。 正式参拝し、横山大観画伯筆 拝観天井絵「竜」を、逸話の解説ともに間近で拝見させて頂きました。
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阿部宮司は、東日本大震災をはじめとした被災地への支援活動や地域防災にご尽力されております。 貴重な体験談を含めた大変有意義なご講話を賜り、災害時に必要な支援や神職としての心構えに関する知識を深めることができ、とても勉強になりました。 参加いたしました愛媛県神道青年会員一同、心よりお礼申し上げます。
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夜には、懇親会を執り行い、途中からは後藤正明会員も参加し、大いに懇親を深めました。
(愛媛県神道青年会 会員 野口紗耶賀)