今回も6月14日の御田植祭でご助力いただきました有限会社あぐり様、岡田保育園の園児様にも来て頂きました。
前日の台風の影響により、斎田となる田んぼの状態が心配されましたが、特に大きな被害もなく、むしろ雨のお陰で稲刈りが行いやすい状態になっておりました。
時間を迎え神事が斎行されると、ざわついていた場内は一瞬で静まりかえりました。
神事の中で、龍笛、笙、篳篥の三管の音色が響き渡り、巫女さんによる舞の奉納を迎えるとその場にいた皆が舞を奏でる巫女さんの姿に魅了されていました。
稲刈りでは、赤と白の色鮮やかな衣を身に纏った刈女さんと呼ばれる方にも御奉仕いただきました。
龍笛、笙、篳篥の三管の音色が流れる中、皆が泥だらけになりながら楽しく稲刈りを行っていました。
刈り取った稲の束は、束が崩れぬように紐で固定し、横木にかけていきました。
これは「稲木干し」と呼ばれる方法で、こうする事でお米の栄養とうまみが増すそうです。
そして、役員と会員で稲刈りを行い、無事稲刈りは終了いたしました。
最後に、記念事業の一つ「御田植祭」、「抜穂祭」、多くの方々のご協力を得て無事終えることが出来ました。
各事業に携わっていただきました皆々様に厚く御礼申し上げます。
有難う御座いました。
お疲れ様でした!
(愛媛神道青年会 理事 小笠原 義直)