平成２９年１月１９日

国際ホテル松山別館にて臨時総会・新年研修会・互礼会が執り行われました。

臨時総会では次期役員が下記の通り満場一致で承認されました。

新年研修会では、亀井製菓株式会社代表取締役会長の亀井好一様を講師にお招きし、「広島での被爆体験」の演題にて講義頂きました。
講義では、戦争当時の街並や人々の話、原爆投下時の話、松山に移住した頃の話を写真を織り交ぜながらお話頂きました。
歴史の教科書や、原爆資料館等で原爆の資料や当時の写真を見たことはありましたが、実際に現場にいた人の話を聞くと、自分のイメージや理解は浅いものなのだと感じました。
原爆投下後に腕の皮膚が垂れた人々の写真を見たことがありますが、垂れた皮膚を引っ張ると痛みの感覚があるそうです。痛みに悶え、燃える街中を皮膚が垂れた人々が沢山歩いている図は、まさに地獄絵図です。
二度と戦争を繰り返してはいけない、という言葉を、戦争を経験している人が言うと、こんなに重さがあるものだと痛感させて頂きました。
戦後７０年が経過し、戦争の経験談を聴ける機会が減少している中で、このようなお話が聴けたことは貴重な体験となりました。

新年互礼会では、愛媛県神社庁・柳原宰庁長を始め多数の来賓をお招きし、盛大に執り行われ、親睦を深めました。
今年１年の鋭気を養って頂いた皆様が、本年も活躍して頂けることを御祈念致しております。

　
（愛媛県神道青年会　会員　曽我部 洋輔）