活 動

11月25日

一際寒さの増したこの日、緊張感と冷たい空気の中、三島由紀夫・森田必勝両烈士の命日に慰霊祭を執り行いました。CIMG2665

ここ数年で参列者も増え、我々の「祈り」が通じているのか、三島事件の際にも意見されていた憲法改正の機運が高まりつつある今日。 昭和45年(1970年)に「日本を取り戻せ」と三島由紀夫が割腹自決をされてから45年。戦後70年の時を経て、ようやく現実味を帯びてきました。その御心を慰めるべく当会では毎年祭典を続けています。

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祭典後は三島由紀夫が昭和42年に幹部候補生学校に体験入校(当時40歳)されたときに、指導をされた重松惠三先生にお話をして頂きました。

お話の中で戦後の偽善・矛盾と汚辱の根源として3つ挙げられました。

1、憲法

戦勝国の若手将校が作成した敗戦国の詫び証文となっている現在の憲法は特に第一章の天皇に対する記述や第9条の非武装での平和等。曖昧で現実と即していない文章が続き、いかにも戦勝国が今までの歴史を捻じ曲げ戦争できないように押しつた印象を受けます。

第20条の信教の自由については禁止規定の範囲が明確になっていないので、社会的儀礼や習俗的行為までも公の場で行うことが出来ず、世界的に見ればあり得ない無宗教や同党区の欠如を広める要因にもなっています。

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2、日本の国家統治の二極性

歴史と文化、伝統の中心である天皇の機能の否定していることにより、祭祀的国家と統治的国家が一体化できず、国柄や特性を消されているように感じます。CIMG2763

3、自衛隊

憲法第9条において存在を否定しながら国家の危機に際して対応できるように訓練し、国家の為に尽くす。

矛盾した存在でありながら、頼みの綱である。以前中央研修でも元海将の福本先生から外国と条約を結ぶ際にも「あれだけの装備を保持しながら軍と称しないのはおかしい」として、話が白紙になったことがあると聞いたことがあります。CIMG2786

 

色々と考えさせられた今年の憂国忌。来年はどのようなことになっているのか今から楽しみです。

また慰霊祭後、会員親睦交流会(中予)が行われ、多くの青年会員と親睦を深めました。CIMG2797

 

 

来年には南予にて開催しますので、

多くのご参加お待ちしています!

(愛媛県神道青年会 副会長 柳原 永祥)