活 動

6月14日、再発足45周年記念事業の一つ「記念米作り」の御田植祭を行いました。

この日は、梅雨の晴れ間で、まさに五月晴れ。

 

祭典には、愛媛県神社庁長 柳原宰様をはじめ、多くのご来賓の皆様、また、一緒にお田植えをする岡田保育園の園児たちも参列してくれました。

 

園児の皆さんには、少々退屈な時間だったかもしれませんが、笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき )の生の音を聞く時や、巫女さんの豊栄の舞を見る時の表情は、真剣そのもの。日常にはない空間を体験できたことだろう思います。

 

 

その後、斎田に御幣を立て、いよいよ、田植えの始まりです。

  

赤い襷に白い手ぬぐい、新しい菅笠を身に纏った早乙女さんが、一つひとつ丁寧に苗を植えていきます。

園児の皆さんは、早乙女のお姉さんに優しく教えてもらいながら、楽しく田植えができました。中には、全身どろんこになってしまったお友達もいましたが…(笑)

 

最後は青年会の会員が田植えを行い、御田植祭を納めました。

 

近代の農業は機械化が進み、このような風景は珍しくなりました。

この貴重な経験を支えて下さる皆様方に感謝し、今後の活動に生かしていきたいと思います。

なお、今後は、有限会社あぐり様のご協力のもと無農薬栽培に取り組み、草抜き作業などの工程を経て、9月20日に抜穂祭を執り行う予定です。

報道機関も取材に来てくれました。

動画ニュースはコチラからどうぞ

(愛媛県神道青年会 理事 三瀬 洋平)